おはようございます。行政書士の城野です。
今日は私が会計記帳業務で使用している会計王というソフトについて使ってみての備忘記録を残したいと思います。
私は記帳代行業務を受注する際は会計王を使っています。もちろん自身の事務所の会計記帳にも使っています。
会計王を選んだ理由
- 仕訳の複製が簡単(元帳入力時、スペースキーで簡単に複製)
- デフォルトで勘定科目にコードがついている。コードを付ける仕組みがないと企業が大きくなるなど会計ソフトを移行するタイミングで大きな問題になります。
- 試算表が見やすい(個人の感想です。)
- 金額が比較的安い
- 私が購入したときはキャンペーンでサポート15か月
前々職の税理士事務所勤務時代にもかなり使っていたので慣れていたというのもあります。
ただ小規模事業者様であれば弥生会計を使ってある方が多いかと思い悩みました。その場合、会計ソフトの移行が必要になるからです。
案の定、第一弾のお客様が弥生会計でありました。そこで弥生の仕訳データをいただき、会計王に取り込むことにしました。
会計王仕訳の取り込み
仕訳の取り込みは基本的にはマニュアルにレイアウトが書いてありますのでそれを参考に弥生の仕訳データを並び替えればいいだけです。しかし会計王は取り込み時にエラーがあった場合、エラー行は教えてくれるのですが何が悪いのかを詳しく教えてくれません。マニュアルにもルールが一部書いてはありますが、それ以外のものもありましたので、次に移行するときのためにエラーが出た原因を記録しておきます。会計王はテキスト形式若しくはエクセル形式で取り込めますが今回はエクセル形式で取り込みました。
エラー原因と対処方法
- エクセルデータの1行目が無いと会計王が落ちる。
- 摘要が30文字以内でないとエラーとなり取り込まない(制限文字数以上を切って取り込んだりはしない)。補助摘要に文字数を超えた分を入力した。
- 部門設定していなければ部門を空白にするとエラーがでた。そのため0を入力した。
- 免税事業者で課税区分設定していない場合、課税区分コードを0で入力していたところエラーがでた。空白で入力、消費税率は0%と入力した。
以上です。会計王は仕訳入力にあたって非常に使いやすいと思います。今はネットバンキングとも連携して仕訳取り込みもしてくれるようなので機会を見て試してみます。
会計王を使うかどうか迷っている方や、会計王を使った仕訳の取り込みをエラーが出てあきらめている方もいらっしゃるかもしれません。参考になれば幸いです。